
よけいな雑念なし、参考資料も一切なしで「ねこ」のイメージをいきなり僕が描いたらこんなイラストに。
多分、幼少期から僕の中に住みついている「ねこ」のイメージがこれなのでしょう。
「どんぐりと山猫」や「注文の多い料理店」などに出てくる宮沢賢治の猫や「長靴をはいたネコ」という童話のねこの存在、赤塚不二夫のニャロメなどの影響も大きいかも。
他には、「シャムねこと野良犬」という懐メロ歌謡曲なんかも。
確か可愛和美という女性歌手が歌い、お屋敷に住むシャムねこが野良犬と恋に落ちて家を出るけれど結局は・・・、というありがちだが哀愁漂うラブソングでしたね。(ほとんど誰も知らないかもね)
結局、僕の中で「ねこ」にまつわるイメージで思い浮かぶのはその程度かもしれません。いぬ系のイメージならもっと多いような気がするのですが。
・・・で、このねこのイラストは、今、映画などで紹介され話題となっている「遺品整理」の新規事業を展開するところから、依頼されて描いた中のひとつです。
上の画像、ブランクになったつぶやきの中には「見積り無料!」というフレーズが入りますが、ブランクにするとなんか別の面白いフレーズが浮かんできて、製作中に脇道にそれたりするので余計な時間がかかって困ります。
「いや、ビタ銭一文まかりまへんな〜。これより安いお店があったらそっちで買うておくんなはれ。」ー強気の浪速の商人(あきんど)ねこー
というような具合です。
ブレーンストーミング(頭の体操)して、あなたならどんなフレーズが入るでしょうか?
ここまで来て、僕の悪癖「妄想が暴走」状態にスイッチが入ってしまいました。
先頃、惜しまれつつ世を去ったIT界のカリスマCEOをねこ版パロディで描いてみました。
ねこ語翻訳やねこのきもち解読機能、愛猫用GPSや愛猫家ソーシャルネットワークなど、「Cat」のすべてを網羅した端末機の新製品発表会の妄想シーンです。
彼の名言「愚かであれ、貧しくあれ」に続けて僕としては「お茶目であれ」を付け加え、今後の座右の銘にしたいと思います。

(なんでもエエけど、あそんでないで仕事しなよ〜! ってかァ)
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