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花嫁

2010年4月26日 (月)

神戸初上陸!ヌードジュエリー。

Rena4

日曜日に、ちょっと珍しいブライダル・ファッションショーのオフシャルカメラマンとして撮影に行ってきました。

六甲アイランドにある、神戸ファッション美術館内のオルビスホールで開催された「最新のウエディングドレスとヌードジュエリーをコラボさせたファッションショー」ということでした。

おしゃれにはとんと縁のない僕なので、ヌードジュエリーっていったい何じゃいな?って感じのままお仕事を受けたのですが・・・。

まぁ、奇麗かったです。
ヌードジュエリーというものも、ドレスも、モデルさんたちも。

F1

F2_2


純度99.99%の純金箔とプラチナ箔を素肌にセットするというもので、日本古来の工芸技法にヒントを得た赤塚氏(下の写真)が、世界で初めてボディーファッションに取り入れたのがヌードジュエリーというわけ。

前々から感じていた事ですが、ウエディングドレスの花嫁さんの肩から胸元にかけてが露出部分が多く、なんかスースーとして寒そうな感じがしていましたが、これならイケてますね。

僕らの子供の頃「うつし絵」なんてものがあって、腕や手の甲に絵を転写して遊んだけれども、今の若い子たちは知らんだろうなぁ。

もっともこのヌードジュエリーはそんな安っぽいものではなく、さらにタトゥーとも全然異質なもの。例えて言うなら、素肌にフィットしたレースよりも、もっと軽やかにゴージャスに身に纏う感じですか。

Nude2

よく見ると、赤塚氏の胸元にもヌードジュエリーがさりげなく輝いていてました。

まだ、どんどんといろんな方向へ展開して行きそうで、今後が楽しみですね。
その内、アミメニシキヘビやヒョウモントカゲ文様デザインのオールヌードジュエリーなんかが流行るかも。(それは無いか!?)

セレブやブライダルのような晴れのシーンに限定せず、ファッションに敏感な若い女性が既に注目しているようで、会場にもその姿が多く見受けられました。

神戸出身のモデル・タレントのRENAさんがゲストで、彼女自らもヌードジュエリーモデルになり、赤塚氏とのトークショーでも会場の雰囲気を華やかに盛り上げていました。

リハーサル時の彼女はこんな感じ。
気さくでおしゃれな神戸っ子、という感じでしたが

Renad

Rina5

いざ、本番となると
さすがというか、ドレスを纏った彼女はぐっとゴージャスに変身してバッチリと決めてくれました。

Renabb

最後の下の写真は、RENAさんがカメラに視線をくれた時、思わずドレスにでもヌードジュエリーにでも無く、彼女の瞳にピンと露出と構図を合わせた、いわばNGカット。

Renacc

オファーをいただいた株式会社アミティのUさん、楽しいお仕事をさせていただき有り難うございました。また是非、呼んでくださいね。

2009年6月29日 (月)

「絶品花嫁」が出来るまで

Meiku

先週末は大阪の某ホテルへ結婚式の撮影に出かけました。

神戸では知る人ぞ知るカメラ・ショップのオーナー社長、K氏のご息女の晴れの日でした。
育ちが良いわりにはしっかり抜け目無く、ぎりぎりジューン・ブライドに滑り込むあたりはさすが。

K氏とは僕が写真の世界に入った当初からのお付き合いですが、お嬢さんとは一度もお会いしたことがありませんでした。奥様似ということでそれなりの美人だとは想像していましたが・・・、ここまでとは。

2ヶ月程前、突然に電話でその娘さんの結婚式の写真を撮ってほしいと言う申し出があり、腑に落ちないまま了承してから、あっという間に結婚式の当日がやって来ました。

挙式当日、図々しくお願いして着付け室の大鏡の中での初対面となったのが上のポートレートです。正直、K氏とは似ても似つかぬというか、これほどかけ離れた印象の親子も珍しい・・・、いや失礼。

婚礼写真などお手のもので、自社のスタッフで賄える筈なのですが、社員は小さな頃からよく知るお嬢さんの大事な婚礼には尻込みをして、カメラマンをかって出るものは誰もいなかったようなのです。

Hana2

手際良く着付けが進んで行きます。長襦袢、掛け下の着付けの後、懐剣やはこせこ、扇子などの小物が帯に装着されていきます。胸元の懐剣袋から白い帯に掛かる純白の組紐が目映いです。

美しい色打ち掛けが掛けられて最後は高島田。その間、花嫁は終始落ち着いてにこやかな表情。緊張しがちな上に無粋な男性カメラマンが乱入したにもかかわらず着付け室は和やかな雰囲気で助かりました。

Meiku3

着付けが終わってホテル専属の撮影ルームに向かうため花嫁がすっと立ち上がった時、「きれいな花嫁さんやね」とメイクさんの独り言ともため息ともつかない声。着付け室に居合わせた誰もの共通の思いだったのでしよう。

しかし、このような素晴らしい花嫁は数時間に及ぶスタッフのメイクと着付けだけで出来る筈はありません。ご両親が長い年月をかけて躾や教育という下ごしらえをされた上で、この度の最終仕上げの末に「絶品花嫁」が出来上がったのですね。

Hana3

ここから後はホテル側の婚礼写真のプロ中のプロによるスタジオ撮影です。この新郎・新婦だと素晴らしい婚礼写真が出来上がって来ることでしょう。

その後の、婚礼の儀もお願いして撮影させて頂きました。暗い上に動きのとりにくい厳かな拝殿に大口径の白レンズは無粋だとは思いましたが、このレンズにしか撮れない世界ですので仕方ありません。

キャノン・サービスセンターから代替え機として借りることが出来た1Dマーク3の高感度特性とのコンビネーションで、良質な画像が得られました。シャッター音が静かなのも大助かりでした。

Sakazuki

無事に婚礼の儀も済んで、あとは何も考えずにシャッター押しまくりの、僕の苦手な宴会スナップ。
化粧と着付けから入らせて頂き、若くない僕にとってはきつい長丁場の撮影でしたが、いい雰囲気で順調に進んだので、あっという間の婚礼撮影でした。

良家に生まれ、一生涯の幸福を約束されたも同然の子供を「銀の匙をくわえて誕生したエンゼル」というようですが、そんなエンゼル同士が年頃になって出会い、お互いにくわえたスプーンが触れ合ってチリンと響きあったような印象の素晴らしいカップルでした。

Hananosita

最後になりましたが花婿さん、披露宴ではこんな感じで、デレデレのカットも数多くありました。無理もないことですが・・・。

新郎新婦のお二人さん、ジューン・ブライドの言い伝え通り、末永くおしあわせに。

こんな素敵な婚礼のカメラマンにご指名を頂いたKさんご夫妻をはじめ新郎のご両親様、ご両家のご親族の皆さん、有り難うございました。

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2009年1月28日 (水)

白レンズ・サンニッパの出番

Izanagi2

先日、ちょっと素敵な神前結婚式に遭遇しました。

その日は、朝から8kmほどのランニングをした帰り道、何時ものように伊弉諾神宮にみちくさ参拝に行きました。

神宮の境内に着いた時には汗びっしょりで、参拝した後、石のベンチに腰掛けて冷たい缶コーヒーでまったりしていました。
すると、西の参道から白無垢の打ち掛け、綿帽子の花嫁さんと外国人の花婿さんが数人のフォーマルスーツの人に伴われてやって来ました。

Futari

そのご両人が、あまりにもいい感じのカップルだったので、最初はブライダル関係のコマーシャル撮影が始まるのかな、と思ったくらいに、実にお似合いのクールな組み合わせでした。

見ていると、どうやら本物の結婚式のようです。あまりにハマったいい感じの花婿・花嫁さんなので、しばしポカ〜ンと見とれていました。そのうちカメラマンがやって来て挙式前の撮影などが始まりました。

見れば見る程、これは是非もので写真に撮らせて頂きたいと思わせるいい雰囲気のご両人。このような絶妙のカップルはプロのモデルを呼んだオーディションでも1〜2回では決定しない感じです。

ブライダル・スタッフらしき若い女性にさりげなく近寄ってお聞きすると、神戸在住のお嬢さんが、ドイツの方と結婚され嫁いで行かれるので、日本古来の由緒正しい淡路島の伊弉諾神宮で挙式を希望されたとのことでした。

この後、間もなく挙式ということで、取り敢えず急いで撮影機材を取りに帰ることにしました。もともとジョギング姿で来ていたので急いで駆け足になっても誰も不審に思わないので好都合。

機材を用意して車で戻ってみれば、ちょうど婚儀が始まる直前でした。僕は仕事でも早撮りの方なので、ギリギリにでも間に合えばぜんぜんOK。ご両家ご親族の方々の雰囲気もこれ以上ない程にいい感じ。

早速、ブライダル・コーディネーターの方に撮影の了解を得て、控えめに撮影を開始。専属カメラマンの邪魔にならないように全て遠目からの撮影になります。しかも婚儀の拝殿は更に暗くパパラッチの僕はもちろん中に入れません。

Izanami1

晴天なら暗い拝殿に直射光が部分的に差し込み、露出の過不足に悩まされる難しい状況ですが、その日は太陽にすっぽり紗を掛けたような、高曇りで拡散された柔らかな光線がまわり、いい感じです。

しかし、ファインダーをのぞいてみると、やはり結構暗くてしかも遠い。もしも、の時にと用意してきた300ミリ F2.8(通称サンニッパ)という長めで明るいレンズを持って来て正解でした。

必要以上に感度設定を上げると白無垢のデリケートなニュアンスが損なわれたり、バックの暗部にノイズが出そうです。やはり300ミリでF2.8という絞り解放値はこんな場面では圧倒的に有利です。

Izanagitop

野鳥撮影では500ミリがメインで300ミリは使用頻度は少なく、スポーツや野外イベントの仕事でも来れば持ち出すのですが、最近はそれもぐっと減って、この名器といわれるレンズの出番がありませんでした。

この白レンズのサンニッパ、手持ちしたときのホールド感が良く、狙った所にスッとピントが合い、ファインダーにシャープな画像が瞬時に浮かび上がる瞬間が本当に気持ち良い切れ味です。

現行のキャノンサンニッパは手ぶれ補正機構がレンズに内蔵されて、絞り3段分の効果があるようです。高感度を得意とする最新のデジカメとそのレンズの組み合わせだと凄いシーンが撮れそうです。

古来から伝わる「国生み神話」では、イザナギとイザナミの二柱の神様が混沌の海を長い矛で掻き混ぜて、抜き上げた時のひとしずくの滴りが淡路島で、我が日本列島で一番最初に出来た島となっています。

その「国生み神話」によると日本最古の歴史をもつ神宮がこの伊弉諾神宮なのだそうです。規模や知名度はそれほどでもありませんが、それほどに格式の高い神宮なのです。

それなりに困難もあっただろうと予想されるドイツ人の彼を選んだことといい、そのメモリアルな場所を伊弉諾神宮に決めたことといい、なかなかシブい大人の選択をされた花嫁さんだな、という印象でした。

Izanagi3

この婚礼に某携帯電話のコマーシャルで人気の、白い日本犬に良く似たご親族(花嫁さんの愛犬?)もご列席で、挙式後の記念撮影では花嫁さんとの白無垢姿の競演で周りを和ませていました。

Siromuku

そういえば、今回の撮影許可、写真掲載などの厚かましいお願いなどしてご迷惑をおかけした(株)ヤナギウエディングのIさんと他のスタッフの方々がこれ又、スマートで親切、美男・美女揃いでカッコ良かったです。

ヤナギウエディングのスタッフの方々には、思いつきの我が儘を聞いて頂き、本当に有り難うございました。

何からなにまでよく出来た設定で、映画のワンシーンのように行き届いた、夢のような神前結婚式に立会わせて頂き有り難うございました。

新郎新婦のお二人さん、末永くお幸せに。