春一番の落とし物
春一番の風に吹き飛ばされて、洗濯物に木の葉が落ちています。
枯れ落ち葉のようですけど、よく見ると何か変です。
枯れ葉を減らしてすっきりさせてみると、黒っぽい木の葉から手足が出ているのが判ります。
さらに残った落ち葉を取り除くと、どうやら昆虫のようだと気がつきますね。
ぴくりとも動きませんが「アケビコノハ」という蛾の仲間だそうです。
たしかに、木の葉に成りすましているのでゴソゴソと動くワケには行きませんが、意を決して羽を広げるとこんな感じです。
隠れたいのか、目立って脅かしたいのか、もちろんそのどちらもなんでしょうけど、なんと都合良く出来た虫のいい生き物がいたもんですね。
しかし、まだまだ身の回りであっても自然界には不思議が満ち満ちています。何もない田舎暮らしだといって、退屈なんかしていられませんね〜。