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健康・ランニング

2013年11月 5日 (火)

気分一新は足下から

Kayanowb

絶好のランニングのシーズン到来ですね。

が、大阪も神戸もフルマラソンの抽選にもれ、先着順でエントリー出来た福知山マラソンも豪雨災害の影響で中止。目標を失ってモチベーションが下がっているところに膝の故障。

走り込みで疲れが溜まっているところに稲刈りなどの農作業で無理が重なり、膝の曲げ伸ばしに痛みが出てそれが長引いたのですが、ようやく痛みも和らぎ通常通りに走れるまでになりました。

振り返ってみれば、走り始めて約10年程になりますが、ひと月以上も走れない状況が続いたのは今回が初めてです。

で、走れない間の気分転換にと、ランニング・シューズを買いました。

「またかいな、運動靴屋でも始めるつもり!?」という女房殿のぼやきが聞こえてきそう。

アシックスのゲル・カヤノ19。

前々から気になっていたモデルですがやや高目の価格設定なのでためらっていましたが、アシックスのショップで優しそうな女性スタッフに勧められ買ってしまいました。(膝を痛めていた分、心も脆くなっていたのですかねぇ)

しかし、さすがというか、程よいクッション性があって痛めた膝に優しい感じ。そのうえ軽いので快適にランニング出来てお気に入りになりそうです。ただ、まだ本気モードで距離を走れていません。

完全復活目前なので無理は禁物。来週の日曜日はこのシューズで赤穂シティマラソン、ハーフをのんびり楽しく走ってきます。

普通に走れるのがこれほど楽しく有り難いものだと改めて感じる今日この頃なのです。

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Kayanowa
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2013年2月14日 (木)

折れない心

Tax1

神戸のポートアイランドで行われた「バレンタイン・ラブ・ラン」というマラソン大会に参加してきました。

※上の写真は神戸マラソンでポートアイランドを走った時のもの。

当初は今季最後のレースとして2月の香川丸亀ハーフマラソンを走る予定でしたが、うっかりエントリーをしたつもりが出来てなくて、気がついた時にはすでに定員に達して受付終了でした。

で、仕方なく急遽代わりになる2月開催の大会を探した結果、地元神戸の「バレンタイン・ラブ・ラン」という少し気恥ずかしくなるようなネーミングのマラソン大会。

「バレンタイン・ラブ・ラン」はポートアイランド内のコースを回るだけでそんなに魅力があるように思えなかったのですが、やはりハーフの部はすでに定員締め切りで、仕方なく10キロの部にエントリーしました。

最近は異常な程のマラソンブームで、大会エントリーもうっかりしていると受付開始から数日で定員に達して、特に人気のハーフマラソンは日程調整などでのんびり様子を見てからだとエントリーできないような状態です。

近年は、公式レース10キロをちゃんと走ったことがありません。地元の国生みマラソンは海山を行く高低差のある難コースで、今までのベストタイムは5年以上も前に走った54分後半が自己ベストのタイム。

フルマラソンの四分の一の距離を走る宝塚クオーターでも57分前半が自分のベストタイムで、最近は大会で10キロという距離を久しく走っていなかったので現時点での走力を試すためにも少し頑張って走ることにしました。

僕のレースのポリシーは「楽しく走って、笑顔でゴール」ですが、今回は仲間も一緒ではなく、応援もないので、シリアスに走って自己ベスト更新を狙ってみようかと。

当初思っていたよりも参加人数が多く賑やかで、大会運営もなかなかスムーズ。都市型のマラソンらしく交通アクセスも文句無しで、神戸らしいお洒落な雰囲気の大会で好感が持てました。

受付時にネーミングに因んだちょっと気恥ずかしいTシャツと男子には蘭の花、女性はチョコレートが手渡され、他にも抽選でいろいろ豪華賞品が当たるようでしたが、くじ運に恵まれませんでした。

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Co5q9881
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10キロの部はスタートが午後からなので、ゆっくり準備運動もできて有り難い。午前中は少し寒い感じでしたが、スタート直前から日も射して絶好のマラソン日和となりました。

スタート直後は道幅も狭くかなり込み合って前へも行けず、1キロまでのラップは6分以上もかかる程のかなりなゆっくりペース。イライラしてもしかたないので10キロレースといえどもウオーミングアップのつもりで。

2キロから3キロまではやっと本来の1キロ5分20秒のペースで走れて、自分の回りはほぼ同じレベルのランナーになりリズムに乗れて気持ちよく走れる。

3キロから4キロは少し欲を出してペースをキロ5分まであげるとさすがにキツい。ここを我慢して押していかないとずるずる落ちていくのがわかっているのでぐっと耐える。

5キロの給水所手前で、軽やかに僕を追い越して5メートル程前を走るランナーの、ランニングTシャツのバックプリント「折れない心」が目にとまる。

スマートな給水でどんどん先へ行くそのランナーから極力離れないようにしてゴールまで連れて行ってもらおうとするけれども、他人のペースで走ることに慣れない僕は、もう楽をする言い訳を探し始めていました。

考えたら、僕の人生は安易に夢見て、やがて現実の壁に突き当たり、ブレてボヤけて最後は心が折れるのがお決まりのコースで、ずっとこれの繰り返しばっかり。

「おいおい、またかよ。好きなランニングで、せめて10キロのレースくらい心折れずに走りきれよ!」っていう叱咤激励する内なる声の一方で、「たかが健康増進目的のランニング、何時ものノンビリペースで沢山のランナーと一緒に走れてそれで充分じゃないか」と囁くもう一人の僕。

そう、少しキツい状況になると、すぐに自分を上手に言いくるめてしまおうとする優しい顔したヘタレなもう一人の自分がいるんですよね。

しかし、今回の僕は少し違っていました。それに、このコースは去年の11月に神戸マラソンの一番きつい35キロの壁を乗り越えてゴールへと驀進した時とほぼ同じコースなのです。

「折れない心」の背中をひたすら追いかけて気がつけばゴール間近。最後1キロのラップタイムは4分45秒でいつの間にか「折れない心」のランナーまで追い越してゴール。

結局、手元ランニングウオッチのゴールタイムは52分46秒。

目標を上回る自己ベスト更新が出来ました。

来年はぜひとも仲間と一緒にワイワイ参加して、楽しく盛り上がりたいと思っています。

Co5q9882
 
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2013年2月 5日 (火)

ポジティブに長生き

Toshiyori

京都の男性が115才で世界最高齢者だそうですね。

人は体にトラブルが一切なければ、細胞学的には120歳くらいまで生きられるそうです。なら、僕などは未だ人生の折り返し点にも到達していないわけで・・・。

折角平均寿命を越えて長生きをするのなら、元気で明るく周囲に愛される年寄りでありたいものですよね。

しかし、愛される老人になるというのは、思い立って翌日から出来る訳ではありませんから、まだ体や頭が健全なうちから老後をイメージして心身を鍛錬することが必要なのだと思います。

そこを越えて特別に長生きをする人たちは、多分自分の中では実年齢ほどは年寄りと自覚していないフシがあります。だからボケないし、ひがみっぽくなることもない。

名古屋の長寿姉妹、きんさんとぎんさんのエピソードです。

その可愛いキャラクターがうけてTVやCMなどに起用され、思わぬギャラが入たので、貰ったお金は何に遣いますか?という下世話な質問に「老後の蓄えにとっておきます」と何のよどみもなく即答したとか。

かつての最高齢者、徳之島の泉重千代さんのエピソードも笑えますが興味深いものです。長寿の秘訣を問われて、超高齢ながら酒も嗜むし女性への興味も衰えないのがあえて言えば長寿の秘訣、という達者なおご返答。

それなら、とインタビュアーがどんな女性がお好みですか、と意地悪な質問をしたところ、これもまた言いよどむふうもなく「うんと年上の女」とか。

エピソードに尾ひれや背びれがついて、本当の話かどうかは本人たちに確かめようもありませんが、彼らには概ねそのようなポジティブさがあったと記憶しています。

きんさん、ぎんさんや重千代翁のように、年寄りを自覚しないままいつか気がつけば100歳を超えていて、気がつけば、というか気がつかないうちに既に死んじゃってた、というのが僕の理想の老後です。

最近、我が家の婆ァさんが自分に都合良くボケてきた、とか、なんかひがみっぽくなって来たゾ、とかいうことの言わば「ぼやき」でした。

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2012年11月27日 (火)

2012 神戸マラソン 笑顔で完走!♪

Kobem

絶好のマラソン日和となった先週の日曜日、第2回神戸マラソンを走ってきました。

当日の朝は5時起きで朝食をしっかり摂り、前日に準備していた着替えなどが入ったリュックを車に積んで6時半過ぎに淡路の自宅を出発。

この時点では余裕の時間なのですが、息子の用事で途中の須磨区に立ち寄り兵庫区の地下駐車場に入ったのがなんと8時前。

地下駐車場でランニングユニフォームに着替えて、そこから地下鉄湾岸線和田岬駅から三宮花時計前駅まで。時間ギリギリの滑り込みという感じで、勿論、手荷物を預ける時間は既にオーバーしていました。

ランナーの集合場所についてみれば、あらま、だぁれも居ない!

それもそのはず、既にスタート15分前を切っていました。

この時点でもまだ余裕をかまして、娘に記念写真を撮ってもらったりしていますが、じつはランニングウオッチを忘れてきたことに気付いてテンションが下がり気味の表情。

Koubea
*

写真の奥がスタートを待つランナーで埋め尽くされたフラワーロードですが、一般入場が規制されて人も車もなくすっきりした大通り。ここで家族に荷物とウオームアップ・ウエアを渡していざスタート地点へ。

スタート地点についてメールチェックをしているうちに、ほどなくアナウンスでフル・マラソンランナーの先頭がスタートしたことを知り、上半身のストレッチなどしながらぞろぞろと後続もスタートしました。

今まで経験したメジャー・レースの丸亀ハーフの約2倍のランナーの数は想像以上に凄い。あの広い三宮のメインロードを道いっぱいに走るカラフルなランナーの様子は壮観の一言でしたし、沿道の応援も負けずに凄い!

初フルマラソンの目標は取り敢えず「笑顔でゴール」

キラキラAC(アスリートクラブ)からは僕がただ一人だけエントリー出来たので、今回は家族の他はキャプテンのYさんとマネージャーのYやんが応援に来てくれました。

スタート直後に沿道から早速見つけてくれて声援を送ってくれましたが、どうしてあの膨大な走る群衆の中から見つけられたのか、それがホント不思議でした。

応援の知人たちが見つけられやすいようにと歳に似合わずレモンイエローのシューズとアームウオーマーでコーディネートしたのですが、それが大会スポンサーのイメージカラーだったようで、他のランナーもやたら黄色のアクセントが多くて、かえって目立ち難かったようです。

彼ら二人は約10キロ付近と30キロ付近の重要なポイントで的確な声援を送ってくれ、推進力となる大きな力を貰いました。ありがとね、やっぱり持つべきは30年ン来の友人だねぇ。

他にも自宅でTV観戦や仕事をしながらメールでの応援、ゴール後の祝福メッセージをくれたキラキラACのみんな、走っている最中でもちゃんとメールのチェックをしながら勇気づけられていました。サンキューです。

そして、途切れることの無い沿道の声援が温かくて嬉しい。

縁もゆかりもない初対面のオヤジに、老若男女たくさんの人たちがハイタッチや掛け声で激励してくれるのは感動的で、10キロやハーフのレースを沢山経験した僕でも、今回ばかりは人生観が変わる思いでした。

第2回目となる神戸マラソンの大会運営も、かつて参加したどのマラソン大会よりも素晴らしいものでした。

で、レース結果ですが、

一応、初マラソンとなる今回の目標は「笑顔でゴール」。

フルを走り通した経過は下記の通り。

10キロ通過タイムは 1:11:04(スタート直後の渋滞込み) 

20キロ通過タイムは02:06:05(ラップ 1:01:38)

30キロ通過タイムは03:17:01(ラップ 1:03:51)

40キロ通過タイムは04:21:01(ラップ 1:11:59)

30キロから40キロが大幅にペースダウン。

脚がつる癖があるので意識的に温存して走ったのですが、ランニング・ウオッチが無かったので諦めもついて結果オーライだったかも。

フィニッシュはゴール掲示板で04:43:05(ネット 04:36:33)

3ヶ月間、自己流の練習とハーフマラソンの実践レースから導き出した計算上でのゴール到達時間が4時間31分でしたから、かなり予定通り律儀に走ったという感じですね。(因に、僕の目標タイムは5k=32分 10k=1時間04分 20k=2時間08分 30k=3時間13分 40k=4時間17分でゴールが4時間31分の予測でした。)

初のフルマラソンとしては上出来なのではと思っています。

自分で自分を褒めてあげたい・・・。

反省点はいくつかありますが、レース自体はやはり未知の領域となる35キロ以降のペースを落とさずに走れる脚が出来ていなかったこと。あと、基本的なお約束である集合時間には余裕を持って行くこと。

そして、忘れ物をなくすこと。(特にランニング・ウオッチ!!)

神戸のひと味違った風景を愛でたり、給水と給食は余すところなく利用するなど、終始レースを楽しんで、笑顔でゴールが出来たことに大変満足しています。

ただ、ゴールへと掛かる神戸大橋からの眺めに感動しながらの特別なランをACのメンバーと共有しながら走れたらもっと良かったのになぁ、という贅沢な思いも。

来年も運よくチャンスに恵まれれば、ぜひとも仲間と。

そして今度は4時間半切りを目指して。

更には、還暦までにザブ・フォー(4時間切り)を果たしたいと・・・。

「何処に向って、何処まで行くんや、ええ加減にしときや」という声が何処からか聞こえてくるような気もしますが・・・。

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2012年9月11日 (火)

神戸マラソン走ります

Somab

6月末に『第2回神戸マラソン 抽選結果(落選)のお知らせ』というメールを受け取って以来、暑さもあってランニングに気が入らない日々が続いてました。

が、なんとその2ヶ月後の8月末に『第2回神戸マラソン [追加抽選結果](当選)のお知らせ 』が大会事務局からメールで届きました。

落選して一度は諦めていた神戸マラソンに追加抽選で当選して、フルマラソンが走れるというので俄然ランニング気分が上昇して来ました。

残暑は依然厳しいのですが、朝夕は幾分か涼しくなり早朝か夕方はそれでもかなり走りやすくなったので、11月25日の神戸マラソン当日までの約3ヶ月間のトレーニング計画などもスタートさせました。

で、フルマラソンのトレーニングと本番用に、モチベーションを高く維持する為のランニング・アイテムのひとつとしてスポーツ・ウオッチを購入しました。

今回はネットショップのサイトで探して、先ずはシンプルなもの、そして使いやすくてランニング・ハーフパンツとカラーコーディネートしたものを、と選んだモノがコレ。

ソーマ(SOMA) RunOne300

Somaaa

下は某家電量販店で衝動買いしたカシオの腕時計。
たしか、5,000円弱の値段だったと思います。ケチな僕が衝動買いする程度のものですので。

使い倒してガラスがキズだらけで、文字盤のデジタル表示が判りにくく、走っている時のラップタイム確認などは特に判読し難くなっていたのでそろそろ・・・という感じでした。

僕の場合は2シーズン使って3シーズン目には買い替え時期が来るような使い方なので、値段といい寿命といいシューズやウエアなどとほぼ同じサイクルという感じです。

なので、カラーコーディネートにはこだわりたいところ。
今年は赤と黒が基調となるようにいろいろ楽しんでウエアやグッズを揃えたいと思います。
これもまたランニングのひとつの楽しみ方ですよね。

Casioa

健康不安から始めたランニングが、地元のマラソン大会の5kの部にエントリー、そして10k、ハーフマラソン、遠征へとエスカレートしてもう8年目になります。

ランニングが出来ない人生は考えられないほどに生活の一部となってしまいましたが、相変わらずタイムはノンビリペース。笑顔でゴールが出来ればそれで大満足。

結果にこだわり過ぎてオーバーペースや故障などで、走ることが苦痛になるのは残念なので、学生の頃からのスローガン「ハイジャンプ バーは低めで フォームは華麗に」の精神でカッコだけは決めてゆっくりと、しかし颯爽と走るのが僕の目指すスタイルなのです。

余裕のラップ・タイムでスマイル&ゴールが出来るように、しっかり計画的に練習を積みたいと思っています。

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2012年3月30日 (金)

春Runラン♪

Haruruna

お散歩気分での〜んびり走るには絶好の季節になってきました。

淡路島内は一般道でも信号が少なく、交通量もそう多くないのでランナーにとっては走りやすい。さらに沿道の景観も良いのでジョギングを楽しむには最適の環境です。

ただ、地元の僕たちが走っていると、通りがかった顔見知りのドライバーが「どこまで行くんよぉ、乗って行かんかよ!」などと親切にわざわざ車を止めて声をかけてくださる。

田舎では「走る」は即ち、何かの用事で急いでいるという感がまだあるようです。健康のために走っているというと「走る元気があるんやったら、うちの田の草刈りでもしてくれるけェ?」とジョークとも本気ともつかない調子で笑われたりします。

そんなこともあり、僕がゆっくりと心置きなく走りたい時は、津名にある佐野運動公園まで足を伸ばして思う存分に走るようにしています。

平坦な埋め立て地の外周を走るとほぼ4キロあります。その中にある運動公園内には2キロと1キロのラン&ウオーキングコースがあり、ランニング・ジョギングで汗を流すには申し分なし。

Harurunc

このコースは海沿いで見晴らしが良く、明石海峡から神戸・大阪さらに紀淡海峡までがぐるっと見渡せるロケーションが素晴らしく、ランニング中は貸し切り状態でこのコースを走れるしあわせを感じます。

これほどの好条件のコースなのに、平日に走っている人の姿はほとんどなく、すれ違うのはウオーキングの人とワンちゃんと散歩のほんの数人だけ。走る僕らには有り難いのですが、本当に勿体ない!

よく手入れされた芝生のスペースや専用のベンチなどもあるので、ウオーミングアップのストレッチや筋トレなどが伸びのびと入念に出来るのも有り難い。

運動公園内には、サッカーグランドや野球場が複数あり、休日にはサッカー、野球少年達が元気に走り回って賑やかですが平日はここも閑散としています。

全天候のテニスコートは3面ありますが、やはり休日以外はいつでも空いているような状態です。こんな良い天気には気の合う仲間たちと久しぶりにテニスがしたくなります。

Harurunb

外周と内周コースを併せて約6キロが僕が一日に走る距離で、これを頑張る時は1キロ5分のペースで、まったりと走りたい時は6分ちょっとのペースで走ります。

ウオーミングアップとクールダウンに30分、走るのに30分から40分くらいかかるので自宅で仕事の平日なら5時に切り上げて走りに行っても今なら日没までには帰って来れます。

一日中パソコンのキーボードとモニターとのお付き合いの時は眼精疲労と肩こりバリバリなのでリフレッシュが絶対必要なのです。気持ちもリフレッシュ出来ますしね。

ゆっくりと長い距離を走る場合も、バリエーションに富んだコースを気ままに選んで走れるので、90分、120分と設定した時間まで走って、後はショートカットして駐車場まで戻ってこれるので便利です。

思う存分走った後は、気が向けばそこから20分ほど車を走らせて、パルシェ『香りの館』の湯で、播磨灘に沈む夕日を見ながら身体の芯から温まってアフターケア。

沢山のお金はなくても、とびっきり贅沢なひと時が過ごせます。

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2012年2月 7日 (火)

律儀に公務員ランナー

Marugame

日曜日に丸亀国際ハーフマラソンに行ってきました。

香川丸亀国際ハーフマラソン大会は今回で66回目を数える人気の大会で、世界を狙うトップランナーから僕らのような完走目的のファンランナーまで、約10,0000人が一斉に讃岐路を走ります。

沿道でしっかり観戦もしたかったのですが、今回はランナーとしてエントリーをしていたので、招待選手やシリアスランナーが超高速で駆け抜けるところを観戦・撮影が出来ませんでした。

問題はランナーの僕です。
前回の赤穂でのハーフマラソンは、足に痙攣がきて顔を歪め歩いての惨めなゴールでしたので、今回のレースでは「笑顔でゴール」を目標に。

数週間前から膝と太腿の違和感、さらに五十肩で充分な練習も出来ず不安は拭えなかったのですが、低いなりに目標を設定して公務員並みに着実に走ろうと・・・。

今回はあの公務員ランナーの川内選手が大会に招待選手として走りますのでそれも楽しみ。
せめて彼が倒れ込むようにゴールする頃には折り返し地点は通過していたいと。彼ならおそらく1時間05分は切って来るでしょうから、僕は2時間10分以内で。

目標は終始のんびりレースを楽しんで走り、笑顔でフィニッシュ。
スタート地点で小刻みな目標タイムのペースメーカーの後に着くことが出来るのはさすが歴史が長い人気の丸亀ハーフ。

僕は設定タイム通り2時間05分の表示のプラカードの後ろに着きました。確かにこうでもしないと10,000の走る群衆が思い思いのタイムを目指してスタートしたら大変なことになるだろうなというのが正直な感想。

とにかくフラットな道路いっぱいにぎっしり走るランナーの群れは壮観で、それを温かい声援で見送る沿道の人々も途切れることがない。そんな人たちの元気を一杯貰いながらも今回は調子に乗らずに淡々とペースを刻んで走りました。

今回は最後まで足を持ちこたえらせるために設定どおりあくまでも1キロを6分少し切る程度のペースでひたすら耐えて。前回のことがあるので17キロを過ぎてからの足の状態がどうかという不安がありましたから、ダ〜ッと行きたくなる気持ちをぐっと抑えて。

結果、絶好のマラソン日和にも助けられ、終始余裕で楽しんで走ることが出来「笑顔でゴール」も達成出来てやれやれ。
タイムもなんと設定タイムより5秒も早い2時間04分55秒。真面目か!

応援の女房と娘は球技場のスタンドから今回は何とか僕を見つけてゴールの瞬間をボケぶれ撮影してくれました。

Marugameb

因に川内選手のゴールタイムはハーフ自己新の1時間02分。本当に僕の半分のタイムでゴールしてくれました。是非フルマラソンでも自己新でロンドン行きを決めて欲しいですね。

僕も次回は2時間切りを目標に、もう少しだけ頑張ってより大きな達成感を味わいたいというのがゴール後の名物の讃岐うどんを食べながらの素直な感想でした。

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2011年11月14日 (月)

赤穂シティマラソン大会

Akoua

昨日は故郷の播州路を走って、いや、歩いてきました。
「颯爽と軽快に楽しく」のはずでしたが・・・。

第一回目となる「赤穂シティーマラソン」
赤穂浪士の町で行われるマラソン大会なので、
気分は討ち入りのつもりで乗り込んだのですが
あえなく返り討ちにあった感じです。

持ち時間、2時間切りで走れているハーフの距離ですが
今回の赤穂マラソンハーフでは残念な結果になりました。

記録タイムは惨憺たる2時間37分。

なんと、折り返し地点で給水をとった直後に右足太もも裏、12キロ過ぎからは左足ふくらはぎがひどく痙攣してまともに走れなくなり、レースの3分の一は歩くような有様でした。

実力不足をはじめ原因はいろいろ考えられますが、
スタート直後からこの時期としては異常に気温が高く大量の汗をかいたことや、この数週間、仕事で寝不足など不摂生が祟ったことが主な原因かと。

その他、滑り止め付の五本指の新しい靴下で足指を痛め、それをかばって走ったことなども関係していたかもしれません。言い訳を揚げればいくらでも思い当たりますね。
ともかくハーフマラソンに対する備えに甘さがあったことは確か。

普段は5分弱で走りゴールするラスト1キロのなんと長く感じられたこと。ゴール付近でゲストランナーの島原さん(セカンドウインドAC)に「頑張らないでゆっくりでいいですよ」と声をかけられたほど。
その声援で不思議と足の痙攣が止み、残り50メートルは走ってゴールできましたが。

今回は本当にキツいレースでした。
ただ、お陰で今まで感じられなかった様々な思いや体験が出来ました。

途中、何度も痙攣が来て立ち止まったとき「これホンマにヤバいかもしれんな!?」という思いが頭を一瞬かすめましたが、「まぁ、のんびりゴールまでお散歩気分で行こ」という軽い気分で晴れやかな気になり、逆に沿道の声援を楽しむ気分にもなれました。

なんと残り7キロ地点で両の足に痙攣が来て一歩も踏み出せないような状態になっても、諦めない強さというか鈍感さが自分の何処から出て来るのか不思議な感じでした。

最終関門には何とか10分前に通過、そこからが少し走っては痙攣が来て歩き、おさまるとまた走り出し、100メートルほどで歩くの繰り返しでした。

沿道には多くの応援の人々やブラスバンドの応援などで、気持ちは鼓舞されるのですが足が傷んでいうことを聞いてくれません。その時ほど、普通に走れれば楽しいのになぁ、と思ったことはありませんでした。

情緒のある街並やお城に続く坂道、千種川の堤防や海岸沿いを走るコースは折り返しも多く対抗のランナー達の顔も見られて楽しく、沿道の声援も熱く、地元のボランティアの心遣いも細やかなマラソンとなってますので今後も人気のある大会になりそうです。

来年は是非もう一度エントリーして、2時間切りの笑顔のゴールでリベンジを果たしたいと思っています。

お陰で今日はバリバリの筋肉痛で畑仕事。
やれやれ、我ながら健全な生活してますねぇ。

Akoub

2011年7月 6日 (水)

神戸マラソン

Kobem

「このたびは「第1回神戸マラソン」にお申し込みいただき、誠にありがとうございました。2011年4月15日から5月20日までお申し込み受付を行ったところ、定員を超えるお申し込みがあり、厳正なる抽選の結果、誠に残念ながら、貴方様におかれましては、ご意向に沿えない結果となりましたことをご通知いたします。」

・・・ということで、残念ながら神戸マラソンのエントリー抽選からしっかり落選してしまいました。

大体、抽選とか籤(くじ)とかいうものにはホント、勝負弱い。
裏か表かというような二つに一つのものにでも負けることが多いように思います。

ランニング後の着替えのとき、汗びっしょりのフラフラになって前後ろ判断しにくいTシャツを着るとき、面倒臭くてエイ!と首を通すと、どう転んでも確率は二分の一のはずなのに、ほとんど決まって「後ろ前」になってテンションが下がるくらい、勝負弱いです。

フルマラソンには30キロの壁があるといいますが、僕の場合は神戸マラソンのスタートに立つまでの抽選倍率4倍の大きな壁が立ちはだかっていたのですね。

しかし、安くないエントリー料を払って難行苦行のフルマラソンを走るというだけでも一般人は理解し難いのに、さらにその人数が定員の4倍近いとは。

そんなのお祭り都市東京のイベント・マラソンだけの現象だと思っていましたが、それだけランニング人口が増えて来たということなのでしょうね。

僕の友人二人が神戸マラソン・クオーター(10.6キロ)の部に応募して、5倍の狭き門を見事二人とも当選したそうで、羨ましいというか、恨めしい〜。

大好きな神戸のお洒落な街並を、ピクニック感覚で楽しく走って、良い思い出を作ってくださいね。

マラソン大会というのは僕の場合、ゴール順位やタイムよりも「楽しく完走」に向けての日々の準備が大事だと感じています。

日常的にランニングをして苦にならないレベルになるのは勿論のこと、フルなら3ヶ月間、ハーフなら2ヶ月間、クオーターなら一月前からの計画を何処まで上手く乗り切るかが目標となります。

笑顔でゴールが出来て、また次もと思えるレースが出来れば大成功!それらのご褒美に「心身の健康が」抽選ではなく、もれなく付いてくるのだから有り難い。

2011年2月26日 (土)

相棒選びは慎重に

Adic

お気に入りのランニングシューズが、どれもかなりくたびれて来たのでそろそろ買い替え時かと思っていました。

レースにはアシックスの上位クラスのを履くことが多いのですが、普段のランニングにはアシックスとアディダスを替わり交代に履いています。

ランニングシューズはショップで試しに履いてみただけでは本当に相性が良いのかそうでないのか分かりません。実際に少なくとも2〜3キロを自分のランニングペースで走って始めて判断できるようです。

しかし、試着は出来ても試走をさせてくれるショップは殆どないので同じモデルを買うか冒険して未知のモデルにするかのどちらかになりいつも悩むところです。

それでも僕の中では失敗しない基準というものが有り、それはどのメーカーのどんなモデルであれ、10,000円前後の価格帯のものであればそんなに大ハズレがなく後悔しないというもの。

Adia

上のモデルはちょうどアシックス以外のランニングシューズを試してみたいと思い始めた頃に、ちょいと覗いたショップにたまたまアディダスのメーカースタッフが来店していて、是非これをだまされたと思って試してくださいと勧められて買ったもの。

買って帰って実際に履いて走ってみると、これが実に具合が良かった。軽いので素足に近い感覚で脚に窮屈さがなく、それでいてしっかりとしたサポート感が有りました。

気に入ったものは、やはりついつい出番が多くなり、くたびれてボロケるのが早くなるのですが、愛着もあって手放しそびれてしまうのです。

・・・で、つい先日、行きつけのスポーツショップを覗いてみたら、いつもと違ってなんかフロア全体がドヨ〜ンと沈んだ雰囲気。
なんと閉店・投げ売りセールをやってました。

品揃えが多くて、いろんなジャンルのスポーツアイテムを揃えたこのショップは神戸の事務所の近くにあるので良く立ち寄るお気に入りの店だったのですが、本当に寂しい限り。

折角なのでとセール中のランニングシューズを見て回ったのですが、めぼしいメーカーの人気モデルはあるわけもなく、低価格のものばかり。その中でもサイズの合うアディダスのシューズということで、ちょっとイケてる見た目で下の写真の一足を選びました。

Adob

付いているプライスタグから、さらにレジで30%引きという赤い文字についグラッと来ました。どうせだめでも4,000円足らずの出費だというので気が大きくなったのです。

結論から言うと、やっぱりか!というものでした。
上のズタボロシューズと見た目は殆ど違わないのに
これはNG!というのが正直な印象でした。

1キロ走っただけで、もう脱ぎ捨てていっそ裸足で走って帰ろうかと思ったくらいです。靴が新しくて足に馴染んでいないとかの問題ではなく、つまり軽やかに心楽しく走れないのです。

ものにはその「任」というものがあり、それを見極める目と判断力が必要とあらためて強く感じた次第でした。

「靴選びは、嫁選びと同じくらい慎重に」と唱える人もいるとか。
女房とは相性のズレを承知しながらも、割り切って生涯どうにか我慢出来そうですが、靴だけはそういう妥協が一切出来ないだけに、ある意味、嫁選びよりも慎重にということかも。