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ドタバタ米作り

2013年9月12日 (木)

イノブタ被害

Inobuta

ここ淡路島の中山間部では、イノブタによる農作物の被害が深刻化しています。

我が家も後2週間ほどに控えた米の収穫期を直前に、イノブタの侵略・被害に遭いました。

本来ならスズメの取り分、ネズミの取り分などと多少の鳥獣害は大目に見て来たのですが、イノブタとなると事態は深刻。ある農家などは秋の水稲収穫を全てをダメにされた例も聞きます。

彼らは最初はそれほどでもないのですが、徐々に侵略がエスカレートして、策を講じないと遂には収穫直前に群れでやって来てやりたい放題。田んぼに入ってお米をなぎ倒し泥だらけにして食べ散らかしてしまいます。

被害に遭った哀れな百姓は、一年がかりの苦労がこの有様かと茫然自失となり、やがて取っ捕まえていったい何処が肩だか首だか分らないイノブタの、首根っこを締め上げてやりたくなります。

しかし、彼らには「生きる」という究極の目的があるためバイタリティが半端無く、自覚無くのほほんとやっているついでの百姓とは知恵も体力も数段上なのでそうやすやすとは捕まってくれないのです。

更に、このイノブタは一応野生動物ということで誰でもが罠などを仕掛けて捕獲出来ないことになっていて厄介です。捕獲する為の資格を取得するのには結構難しい試験や実技をパスする必要があるらしいのです。・・・やれやれ。

イノブタはもともと野生のオスのイノシシと家畜のメスのブタとの交雑種で、実は先進技術のシンボルのような言葉「ハイブリッド」の語源と言われているほど、人間の都合で創り出された「良いとこ取り」のような生き物。

なので、野生の猪は一回の出産は多くとも数頭なのですが、イノブタはブタ並みに7〜8頭の子供を産むので少しくらい捕獲しても全然駆除には追いつかないというのが実情なのです。

何かの事情があってイノブタの飼育業者が管理しきれなくなって島の野に放ったのが更に野生の猪などと交雑して増えたもののようですが、全島挙げての徹底的な対策が早急に望まれるところです。

専業農家やお金に余裕のある兼業農家は被害の出ないように設備に投資をしますが、我々のような趣味程度のながら百姓は、極端に言えば20万円程度のお米を収穫する田の周囲を30万円の工費を掛けて完璧な柵を作ったりするのは出来ませんからねぇ。

そうでなくとも機械の購入・維持費や肥料・農薬代で大赤字の農家が多い中、このままだとイノブタ被害が営農放棄のきっかけになる農家もこれから出てきそうな感じです。

ほんと、農家の悩みはあれこれと尽きることがありません。

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2013年5月30日 (木)

今年も順調に育ってます。

Naec

いつも思うことですが、僕のようなてきとーにやる百姓仕事でも、なんとかモノにはなるもんだということ。

今年もここまでは順調に田植えの準備が進んでいます。

野菜などはいい加減な手抜きだとあまり良い収穫が出来ないのですが、米は放任主義でも結構上手くいくような感じがあります。

手間がかかるというのは確かにありますが、あまり神経質にあれこれ面倒見過ぎて過保護にしない、というのは子育てにも通じるように思います。

上の写真は種蒔きをして約2週間目の水稲の苗です。

あと一週間とちょっとで水田に植え付ける田植え作業をする予定です。

庭に広げた水稲の育苗箱に近寄って見ると、この萌え出て間もない小さな苗の中にもいろいろな小さな命が育まれているのが分ります。

*

Naea

*

毎朝、庭にひろげた育苗箱にたっぷりと散水するので、湿気のあるところが大好きなアマガエルなどは極上の寝床になるのでしょうか、何匹も中に隠れているようです。

梅雨に入って雨が多くなると、それぞれお気に入りの庭のあちこちに移動して一斉に鳴くので、アジサイやドクダミの花とともに季節感を盛り上げてくれます。

Naeb

*

ハナアブはまだ気温が上がらない早朝は、葉先で無数の露と共に夢を見るように憩っています。

この露、ごく最近までは大気の水分が葉の先に降りたものだと思っていましたが、実は植物が根から吸い上げた水分が葉の先に溜まったおしっこのようなもので、健康に育っている証なんだそうです。

健康に育つといえば、今年も我が仕事場に新しく巣をかけたツバメの夫婦に、めでたくひなが誕生しました。

又、大忙しの日々が巣立ちまで続きます。

ご苦労さまだねぇ。

*

Tsubamea

*

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2012年9月18日 (火)

大型台風が来る前に。

Satoyama

猛暑の夏がようやく去る気配を見せたとたんに、台風発生。

それも非常に大型で強い台風と言われると、収穫前の農家なら思わず腰が浮く。いかにのんきな農夫といわれるな僕であっても。

去年は台風による豪雨で多大な被害が出た淡路の我が地区ですが、今年は収穫期までに雨による災害は無かったので一安心していたところ。

で、先週初めの週間予報などで今回の台風の規模や進路を知り、慌てて稲刈りの準備にとりかかったというワケ。どのみち稲刈りの時期に来ていたのですが。

我が家には大きな田んぼと中と下の田んぼ、そして水田管理を依頼されて作付けしているオグラ池の田んぼガ有ります。

四つの田んぼを併せても計3反余りなので、全て機械でやるのでその気になれば一人でも延べ3日も有れば稲刈りと籾すりをすませ収穫完了となります。(計画通りなら・・・。)

下の写真、左が早稲のわが田んぼで、右が別の農家の晩稲のもち米の田んぼです。
Tanadaa

しかし、そうでなくても計画性のない行き当たりばったりの僕に、よくもまぁ、こんな段取りが重要な百姓仕事が出来ているものだと妙に感心します。(いや、ホントに出来ているの!?)

下の写真は虎刈りになったわが田んぼ。
道路端だと恥ずかしくて見せられないほどの自己流ですが、ここは山の中の棚田、何でも思いつくまましたい放題。

奥にため池の堤が見えますが、地形の関係でなかなか山際や池尻の部分の田の乾きが悪く、悪戦苦闘の様子がご理解頂けるでしょうか。

下手にイケイケで刈り取り作業をしていると沼のような湿田にコンバインがスタックし、業者に引き上げてもらうハメに。(去年、そのお世話になりました。これが結構お高くつきました。いっそJAFを呼ぼうかと思ったくらい。)

Oguranota

結局は案じた台風もまっすぐ北上して収穫前の被害は免れ、お陰さまでそれほど難儀をすることも無く収穫作業を終えることが出来ました。

今年の稲の品種はキヌヒカリ。
兵庫県の推奨米で淡路島の気候にも適し、実際さっそく食べた新米はとても美味しくて、苦労して自家米を作って良かったと実感できるひと時でした。

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2012年6月10日 (日)

やっと、田植えが終了。

Tauec

おいしいお米が食べたいばっかりに
始めたドタバタな米作りは今年でたしか18年目。

本日、やっと最後に残っていた田の田植えが終わりました。
ばんざ〜い!!

毎年、一区切りついてほっとする気分は、学生時代の期末試験の後によく似た半開きの開放感。

やれやれとにかく終わって良かったぁ。出来としてはそこそこ、というか、まぁ、イマイチだけど、ダメだったところはまたこの次頑張ればいいか、と言う感じ。

こんなことの繰り返しで18年間も殆ど進歩のない万年一年生の百姓ですが、おいしいお米はその間ず〜っとお陰さまでなんとか自給出来てます。

田植えが終わったからといって農作業は終わりというわけではなく、これから秋の収穫まであれやこれやと八十八の手をかけてやっとお米になるのですから、本当は富士登山に例えるならまだ3合目、マラソンに例えるならやっと10キロ地点というところでしょうか

Tauea

昨年、一昨年と失敗続きの苗づくりは、今年ほぼ満足できる種まきと育苗が出来、我が家の中庭で育てた苗を水を張った田んぼへと田植機に乗せて移す様子が上の写真です。

種蒔きからほぼ25日間、我が子を育てるよりもきめ細かく面倒を見て、やっと我が家の門から搬出する時は、まるで独り立ちする我が子を送り出す気分。

・・・にしては、ノー天気に嬉しそうな表情で田植機に乗って作業しているのが下の写真。農作業は手伝う気がないのにこんな写真だけは撮ってくれる娘。

親父の奇特な趣味に付き合う気はさらさら無いというところなんでしょうね。

Taueaa

本来ならもっと早く他の田んぼと同じように先週に終わってしまうところだったのですが、以前の記事にも書いた去年の豪雨災害のあった田んぼで、道が崩壊して田に土砂が流れ込んでいたため最後になっていました。

その復旧工事が先日やっと済んで、晴れて田植えが出来る状態になったというわけです。

今年中には無理かと諦めていましたが、苗の生長に何とか間に合って通常通りに田植えが出来ることになりました。

まだまだ、田の畦が崩れて復旧出来ずに今年の作付けを諦めざるを得ない農家の方も多いと聞くにつけ、ほんとうに有り難い事だと感謝しています。

東日本の農家の方々は更に深刻な状況のところが多く、我がのところだけが助かって手放しで喜ぶのは憚られるのも承知で感謝。

エネルギーの確保がとかく取りざたされる昨今ですが、食もまたしかり。何か事が起こってしまう前に充分な備えは必要だと思うのですが・・・。

下の写真の田植え機越しに見えるのが復旧なった道路と田の高畦。
生活道路なのに役所の入札がかかり工事が着工するまでになんと10ヶ月近くかかりました。

Taueb

8haほどの田植えの時間は実質ものの30分ほど。
しかし、使用後の田植え機の泥落としなどの洗浄とメンテナンスには下手すると2時間ほどもかかるのは、なんとかなりませんかね。(一番上の写真参照、とにかく面倒臭い!)

これでまた一年間、狭い車庫の中を広く占拠して休眠活動に入る乗用田植え機。
有り難い田植え機なのに、その身分が羨ましく、恨めしく思うことも・・・。

何はともあれ、これで災害もなく今年も無事にお米が収穫出来たら、秋には新米おにぎり持参でマラソン大会に参加しましょうね、きらきらアスリートACの皆さん。

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2012年1月12日 (木)

寒の田起こし

Kanb

成人の日と関係のない農夫は、その国民の祝日に田んぼに出ておりました。

秋の収穫後、放ったらかしにしていた我が棚田ですが、今期の稲作に向けた準備のために重い腰をあげなくてはなりません。

小寒・大寒といった、一年のうちで最も寒い間にしか出来ない仕事、つまり、寒の田起こし作業です。

収穫後に固くなった田圃を粗鋤きして、残っている稲株を鋤き込むと同時に土に空気を入れ、逆に土の中に潜んでいた害虫を寒気に晒して駆除したり雑草の種を絶やす効果も期待出来るというものです。

トラクターに乗りっぱなしで何時間も寒風に晒されるので、少しでも温かい日を選んで作業をするようにします。

Kana

トラクターに長時間乗る普通なら退屈極まる耕うん作業ですが、鳥好きの僕にはちょっとした楽しみがあります。

どちらかと言えば、いつもは野鳥を追いかけているのですが、トラクターに乗って作業をしている時に限っては鳥達に追われるような妙な立場になるのです。

トラクターの後部のロータリーで田の土を掘り返すと越冬していたカエルや虫などが地表に現れるのを狙ってお腹をすかせた鳥達がトラクターの後をついてまわるのです。

トラクターにカメラを抱えて乗り込めば、いとも容易く至近距離で警戒心の強い野鳥たちを撮影することができます。


もちろん、アブナいのでお利口な農夫またはカメラマンは決して真似をしては行けません。特に広くない棚田では撮影に夢中になってトラクターごと高い畦を転げ落ちると命がいくらあっても足りませんから。

Kan2

Kan3

写真はやって来たハクセキレイ(上)とセグロセキレイ(下)。
さすが、くにうみ神話の里というべきか、セキレイは淡路島の風景によく馴染んでいるように思います。


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2011年9月16日 (金)

棚田のビーチパラソル

Komeb

この残暑厳しいさなか、稲刈りをしました。

季節が良くなる10月以降は、土・日の出張撮影などが多くなるので、9月中に収穫が終われる早稲品種にしたのですが、予想以上にとにかく暑い!!台風12号の影響で倒れかけた稲の刈り取り作業は、通常よりも時間がかかりさらに大変。

炎天下で直射日光に射られても大丈夫なように、日本手ぬぐいでほおかむりをして、つば付の帽子を後ろにまわして後頭部を保護しその上から麦わら帽子。

直射日光からは一応逃れられ熱中症対策にはなるけれども、傍目からはどう見ても風体が怪しい!まぁ、こんな中山間の棚田では誰からも見られてはいないけど・・・。

と思っていたら、道路を挟んだ向かいの棚田の先輩百姓のTさんが、見るに見かねて、コンバインに日除傘をセットする手製のアタッチメントをわざわざ持って来てくれました。

9月とはいえ真夏並みの時期にする早稲の稲刈りには絶対に必須のアイテムだとアドバイス。この日除け傘のお陰で疲労や体力消耗が格段に軽減されるようなのです。

そういえば、子ども達が小さな頃に海や川で活躍してくれたビーチパラソルが納屋の天井裏にある筈とゴソゴソと探し出して来て、早速コンバインに取り付けて得意げに作業をしている様子が上の写真。

上半身がパラソルの陰になって涼しく、2〜3時間連続にもなる稲刈り作業が随分快適に。ちょっとした工夫でこれほどまでに効果があるのかとびっくりしました。

何時まで経っても進歩しない万年新米百姓を、いつも向かいの棚田から気にかけてくれ、いろいろとアドバイスをして頂くTさんには本当に感謝。

コンバインで刈り取った籾の乾燥は、最近は機械乾燥オンリーだったのですが、天日干しのお米の味との比較がしたかったので、温存した体力で少しだけ刈り取った稲を下の写真のように10数年ぶりにはざ掛け作業をしました。

Syuukakub

思いつきの気まぐれですが、趣味の農業は出来る限り楽しめなくてはね。
何はともあれ、例年通りかそれ以上の収穫があってほっとひと安心。

そのうち『淡路の棚田 天日干し米 頒布会』と銘打って販売告知なんかを出すかもしれませんよ。

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2011年9月 5日 (月)

台風12号の爪痕

Nowakea

つい先頃のブログに
「今年の米づくりは何事も無く、豊作で感謝!」
と報告したばかりの我が家の田んぼでしたが・・・。

「百姓は、そんな甘いもんやおまへんデ!」という天の声を聞くような台風12号の襲来。
自然災害の脅威を思い知る事になりました。

今回の集中豪雨は、ほぼ丸一日以上の間に渡り、記録的な勢いで雨が降り続いたので、この程度で済んだのはむしろラッキーだったのかも。

実際に、台風の進路の東側にあたる和歌山・奈良・三重では豪雨による大きな被害が報告されていますし、お気の毒にも未だ被害の実態が把握されていないような有様です。

都会や平野部では市街が冠水したというニュースを良く見聞きしますが,我が淡路島の中山間地区では大雨が短時間に降ると、どっと山水が出て海に出るまでの短い間に、まず道や畦の土砂崩れが発生します。

で、雨が小降りになった昨日の早朝、夜明けと同時に起き出して、愛犬ココと散歩がてら見回ってみれば、やっぱり・・・。

Taifub

上の写真の通り、道は路肩が田んぼに崩れ落ち、田んぼの稲は強風と豪雨の両面攻撃でべったりと倒伏していました。やれやれ。

日本列島の四季がもたらしてくれる多様で豊かな実りや美しい風景。
その一方で気象のバランスが崩れたときのリスクも。

そんな日本に暮らす限り、普段から出来る限りの危機管理意識は持ちつつ、なお且つ降りかかる自然災害は受け入れるという覚悟が必要ということなのですかね。

それにしても、自然のバランスとはいえその気象変動の振れ幅が一昔前に比べて大きく、発生サイクルも短期間なように思うのですが。


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2011年8月25日 (木)

収穫の秋へ

Inahojpg

今年も有り難いことに、一斉に稲穂が出揃い、気が付けば豊かに垂れ下がっています。

やがてほどよく色づいて、あと一と月足らずで収穫を迎える予定です。
どうぞこのまま何事もなく稲の刈り取りまで順調にいきますように。

思えば、僕のやってきた百姓は、ホント「他力本願」なので、風水害や病虫獣の害に遭うことなく収穫の時期を15年以上も無事に迎えられるのは奇跡に近く、本当に有り難くて天に感謝するしかありません。

特に今年は、春先の東日本大震災やそれにともなう放射能汚染、6月以降の各地の集中豪雨による大水害などで、手塩にかけた水田や稲が壊滅状態になった様子などを見るにつけ、胸が痛むと同時に,正直なところ我が家の受難でなくて良かったなどと・・・。

各地で被災された農家の皆さん、こんな我が身だけの幸せを喜んでご免なさい。来年こそは日本全国の農家の皆さんと収穫の喜びを分かち合いたいと願っています。

Hikarib

今年の稲の品種は「ヒカリ新世紀」

味はコシヒカリに匹敵し、背丈がコシヒカリの3分の1程度と低いのでコシヒカリの倒れやすいという弱点を克服した理想的な品種だそうです。

なるほど、成熟しても背丈が低いので、これなら少々の台風がやって来てもしっかり立ち向かってくれ、ベッタリと稲が倒伏して籾をダメにしたり刈り取りに難儀したりすることはなさそうです。

さて,我が家の棚田ではどうなのでしょうか、何より新米の炊きたてご飯の味が楽しみです。

Tanadaa

2011年7月 4日 (月)

カルガモ農法?

Karugamo4

我が家の米づくりは、残念ながら無農薬の自然農法ではありません。
無謀にも何度かチャレンジしましたが、雑草と虫たちの圧倒的な生命力にあっさり屈服しました。

様々な稲作の自然農法があるようですが、淡路島のような温暖な土地のそれは口で言う程、容易いものではありませんが、淡路島にも自然農法の一つ「アイガモ農法」に取り組む農家があるようです。

水田でアイガモ(アヒルとカモの交雑種)を放し飼いにして、田の雑草や害虫駆除をしてもらい、その排泄物を有機肥料として還元。最終的にはすくすく育ったアイガモの肉を食用に有効利用するいいことずくめの稲作農法なのだそうです。

理想とする減農薬・有機栽培の一つの形ではありますが、その自然農法のサイクルの結末を聞いただけで、主役のアイガモが不憫に思えて我が家では、とてもというか絶対、無理。

最近、我が家の水田にペアでガァガァとやってくるのはアイガモではなく、カルガモ。(淡路島に限らず、本州全域でこの時期に見る野生鴨のほとんどはこのカルガモです。)

Karugamo5

田植え後、早くもひと月になる苗はぐんぐん大きくなって来たので、カルガモの姿がわかり難くなっていますが、写真の構図的にはこのカルガモの後ろにヒナ達の隊列が続いていたらgood!だったのでしょうが・・・。

数年前、カルガモの親子が居るという農業用の池に出かけてみると、近所の気のやさしい農家のじいさんが田の畦にうずくまって頭を抱えていました。

どうしたのかと訪ねてみると、

「田の畦の草刈りをしとったんやが、なにかゴソゴソ動くもんがあったんで、モグラじゃと思うて草刈機で刈り飛ばしたんやけど、それがなんとカモの子で、えらい可哀想なことしてしもうたぁ〜!」

気のやさしい農家のじいさん、確か別の日には、草むらの抱卵中のキジを、これまた草刈り機でバッサリと袈裟懸けに殺ってしまったことを聞いたような・・・。

残酷なようだけれども、草刈りの時にこのようなことは良くあることで、僕などもカエルやヘビは日常茶飯事のこと、この際思い切って告白すれば・・・・・・・・・、生まれたての野うさぎの子供をそれとは知らず草刈り機の刃で殺めたこともあります。(想い出すたびに激しく心が痛む、南無・・・、ア〜メン!)

で,そのカルガモくん達、減農薬とはいえ除草剤の入った我が田んぼに入っての食事は身体に害がない筈がないので、逆に追い出すことにしました。

最近の除草剤の残留期間は短い筈なので、もう少し辛抱してもらい梅雨明け頃には戻っておいで!

Karugamo9

2011年6月 3日 (金)

ささやかな幸せのレシピ

Ca

金曜日の夕飯にカレーライス。

このパターンの頻度は結構多くて月に2回以上はある感じですが、僕はまんざら嫌ではありません。というよりは、楽しみになっています。

金曜は夕方から娘のお稽古の送迎で女房はお出かけ。
台所仕事の手間を省きたいという女房なりの理由がありまして、さらに僕は決まって週末のランニングと称して夕方から走りに出かけるので、帰って来たら腹ぺこの子供並みで口に入るものなら何でも良いだろうという扱い。

ところが都合の良いことに、僕はカレーライスが大好きなのです。夏はゆっくり長めのランニングの後,シャワーを浴びてビールとカレーライス。少し大げさですが「生きてて良かった!」としみじみ感じるひとときなのです。

カレーライスの味自体には特別なこだわりはないのですが、どうせなら出来る限り自分で作った食材で戴きたいと思っています。

幸い淡路島はおいしいタマネギの産地で、当然海の幸も四季折々に豊富。お米とジャガイモも我が家ではとうてい食べきれない程出来る。

もともと、僕が米づくりを始めた理由の一つに「おにぎりやカレーライスに合う美味しいお米を自給できれば」というものがありました。

悪戦苦闘しながら(テキトーに手を抜いて)一応、まがりなりにそのようなお米も毎年収穫が出来て僕のささやかな夢はそれなりに叶えられています。

Tamanegi

今年も田植えの季節を迎えた我が農家の庭先。
玉葱なども天日で乾かしてあり、やがてカレーライスの具材などになります。
そういえば、ジャガイモもそろそろ収穫です、ああ忙し。

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