ポジティブに長生き
京都の男性が115才で世界最高齢者だそうですね。
人は体にトラブルが一切なければ、細胞学的には120歳くらいまで生きられるそうです。なら、僕などは未だ人生の折り返し点にも到達していないわけで・・・。
折角平均寿命を越えて長生きをするのなら、元気で明るく周囲に愛される年寄りでありたいものですよね。
しかし、愛される老人になるというのは、思い立って翌日から出来る訳ではありませんから、まだ体や頭が健全なうちから老後をイメージして心身を鍛錬することが必要なのだと思います。
そこを越えて特別に長生きをする人たちは、多分自分の中では実年齢ほどは年寄りと自覚していないフシがあります。だからボケないし、ひがみっぽくなることもない。
名古屋の長寿姉妹、きんさんとぎんさんのエピソードです。
その可愛いキャラクターがうけてTVやCMなどに起用され、思わぬギャラが入たので、貰ったお金は何に遣いますか?という下世話な質問に「老後の蓄えにとっておきます」と何のよどみもなく即答したとか。
かつての最高齢者、徳之島の泉重千代さんのエピソードも笑えますが興味深いものです。長寿の秘訣を問われて、超高齢ながら酒も嗜むし女性への興味も衰えないのがあえて言えば長寿の秘訣、という達者なおご返答。
それなら、とインタビュアーがどんな女性がお好みですか、と意地悪な質問をしたところ、これもまた言いよどむふうもなく「うんと年上の女」とか。
エピソードに尾ひれや背びれがついて、本当の話かどうかは本人たちに確かめようもありませんが、彼らには概ねそのようなポジティブさがあったと記憶しています。
きんさん、ぎんさんや重千代翁のように、年寄りを自覚しないままいつか気がつけば100歳を超えていて、気がつけば、というか気がつかないうちに既に死んじゃってた、というのが僕の理想の老後です。
最近、我が家の婆ァさんが自分に都合良くボケてきた、とか、なんかひがみっぽくなって来たゾ、とかいうことの言わば「ぼやき」でした。
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