赤穂シティマラソン大会
昨日は故郷の播州路を走って、いや、歩いてきました。
「颯爽と軽快に楽しく」のはずでしたが・・・。
第一回目となる「赤穂シティーマラソン」
赤穂浪士の町で行われるマラソン大会なので、
気分は討ち入りのつもりで乗り込んだのですが
あえなく返り討ちにあった感じです。
持ち時間、2時間切りで走れているハーフの距離ですが
今回の赤穂マラソンハーフでは残念な結果になりました。
記録タイムは惨憺たる2時間37分。
なんと、折り返し地点で給水をとった直後に右足太もも裏、12キロ過ぎからは左足ふくらはぎがひどく痙攣してまともに走れなくなり、レースの3分の一は歩くような有様でした。
実力不足をはじめ原因はいろいろ考えられますが、
スタート直後からこの時期としては異常に気温が高く大量の汗をかいたことや、この数週間、仕事で寝不足など不摂生が祟ったことが主な原因かと。
その他、滑り止め付の五本指の新しい靴下で足指を痛め、それをかばって走ったことなども関係していたかもしれません。言い訳を揚げればいくらでも思い当たりますね。
ともかくハーフマラソンに対する備えに甘さがあったことは確か。
普段は5分弱で走りゴールするラスト1キロのなんと長く感じられたこと。ゴール付近でゲストランナーの島原さん(セカンドウインドAC)に「頑張らないでゆっくりでいいですよ」と声をかけられたほど。
その声援で不思議と足の痙攣が止み、残り50メートルは走ってゴールできましたが。
今回は本当にキツいレースでした。
ただ、お陰で今まで感じられなかった様々な思いや体験が出来ました。
途中、何度も痙攣が来て立ち止まったとき「これホンマにヤバいかもしれんな!?」という思いが頭を一瞬かすめましたが、「まぁ、のんびりゴールまでお散歩気分で行こ」という軽い気分で晴れやかな気になり、逆に沿道の声援を楽しむ気分にもなれました。
なんと残り7キロ地点で両の足に痙攣が来て一歩も踏み出せないような状態になっても、諦めない強さというか鈍感さが自分の何処から出て来るのか不思議な感じでした。
最終関門には何とか10分前に通過、そこからが少し走っては痙攣が来て歩き、おさまるとまた走り出し、100メートルほどで歩くの繰り返しでした。
沿道には多くの応援の人々やブラスバンドの応援などで、気持ちは鼓舞されるのですが足が傷んでいうことを聞いてくれません。その時ほど、普通に走れれば楽しいのになぁ、と思ったことはありませんでした。
情緒のある街並やお城に続く坂道、千種川の堤防や海岸沿いを走るコースは折り返しも多く対抗のランナー達の顔も見られて楽しく、沿道の声援も熱く、地元のボランティアの心遣いも細やかなマラソンとなってますので今後も人気のある大会になりそうです。
来年は是非もう一度エントリーして、2時間切りの笑顔のゴールでリベンジを果たしたいと思っています。
お陰で今日はバリバリの筋肉痛で畑仕事。
やれやれ、我ながら健全な生活してますねぇ。
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