アジア陸上競技神戸大会(100H編)
7月10日(日曜)に神戸市のユニバ陸上競技場で開催されたアジア陸上競技選手権大会を観戦してきました。
当日は既に大会第4日目で、前日までのTV中継を見る限りではスタンドは良く空いていそうなので、ふと思いつき時間つぶし程度の軽い気持ちで。
淡路島の我が家から会場のある神戸市総合運動公園までは高速道路でほんの30分程度で到着。こんなにお気楽に国際大会が観戦出来る機会はそう多くありません。
チケット当日券はB席¥500 A席¥1,000 S席¥1,500と比較的リーズナブルな設定で、これで短距離の福島選手や槍投げの村上選手などの世界レベルのアスリートを観戦出来るのだからお値打ちです。
で,僕はスプリント・ハードルのスタート直前・直後の張りつめたレースシーンを見たかったので、メインスタンドよりスタート寄りのA席の最前部へ。
そこでは、僅か13秒前後の時間ですが、日々妥協なしに研鑽された力と技を高い次元で発揮させる勝負の世界を目の当たりに出来ます。
男子110mハードルは中国の世界記録保持者、劉翔選手が圧倒的な強さで、ただ一人13秒台前半で優勝。8月に韓国テグで行われる世界陸上に向けての調整段階かもしれませんが、それでも別格という感じ。
あらためて、人の肉体が競技種目に最適化されて、ここまで強く、早く、美しくなれるものかと感心します。僕らのような一般人とは精進の仕方が桁違いなのでしょう。
レンズを通して画像に写し止めることで、その印象はよりくっきりと浮かび上がってきます。たった13秒そこそこの瞬間では肉眼では視認出来ない世界ですし、動画でもなかなか表現は難しいと感じます。
女子100mハードル決勝に進んだ木村文子さんと伊東愛里さんは隣同士の第2、第3レーンでスタート。さすが、日本を代表する女子ハードラーたちはスマートでカッコいい選手揃い。
レース結果は、木村さんは惜しくも4位でしたがタイムは自己ベストの13.26秒、伊藤愛里さんは7位でタイムは13.55秒でした。
因に、タイトル下の画像は、ただいま大学4年生の伸び盛りで注目株の伊藤愛里さんのシャープな体躯。
短距離を早く走るだけではなく、飛び越えるという動作が加わるだけでアスリートの体型がシャープに進化した様子を、キツいコントラストの影と重なって意図通り捉えられた一枚。
テグの世界陸上には届かなかったようですが、ユニバーシアード中国大会での活躍が期待されますね。
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