タケノコのトラウマ
今年は春先から天候が不順です。
春も4月下旬だというのに、雷が鳴ったり雹が降ったりと本来のこの時期にしては気温が低めで天気の変動も激しい。
それでも、先日にまとまって降った雨のお陰で、タケノコがやっと、裏山で顔を出し始めました。
例年よりは1〜2週間程ずれ込んでようやくのお目見えですが、やはり年頭からの小雨が祟って、どうやらことしは不作の年のようです。
タケノコが豊作の年は、採っても採っても後から出てくるので,少し気を許して数日放っておくと、出て来たタケノコが伸びて2、3メートル程になってしまいます。
なので、背丈が伸びたたタケノコといえないようなデカいのを切り倒す作業をしなければやがて竹だらけになってしまうので、結構頻繁に竹林に入る日々が続きます。
ある日、直径15センチ以上もある太い孟宗竹のタケノコを鉈で勢いよく切り倒した時「ギャン!」という声に振り返ってみると、僕について竹林に入っていた愛犬ココの背中の上にその大きなタケノコが倒れ落ちていました。
そのとき以来、愛犬ココは春のタケノコ狩りには絶対後についてこなくなり、時期外れにでも竹林に一緒に入ることには警戒するようになりました。
そういえば、彼は自家用車も自転車も大嫌いです。
自家用車は、大嫌いな獣医さんと予防注射のトラウマを呼び起こして、無理矢理乗せると車内で失禁とゲロゲロで大騒ぎになりますし、自転車は、長男が庭で自転車に乗って悪ふざけをして遊んでいる時、ココのリードを後輪に巻き込み悲惨な目に遭わせて以来、大嫌いなのです。
がさつな我が家に拾われた彼の人生(犬生)は様々なトラウマを背負い込まされて、実に哀れなのです。
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