ムギマキ豊作 2010
神戸市のとある観察ポイント、去年かなりの不作だったムギ、今年はどうやら豊作のようです。
ムギマキに関しては過去の記事を参照してください。そのうち当ブログにムギマキのカテゴリーが出来そうです。
過去のデータを調べてみると、10月の20日頃から11月にかけてがかなりの確率で観察・撮影が出来るようなので、今週始めに偵察で山に登り、いい感触を得て今日の本番撮影ということに。
おおむね野鳥って、恥ずかしがりやなので「撮ってやるぞ〜!」というオーラが全身から出ている人の前には尻込みして出てきませんし、出て来たとしても警戒心まる出しの可愛くない姿。
なので、バーダーやカメラマンが多いポイントではなかなか良い写真が撮れません。それでも、どういわけかムギマキが出る場所、やってくる樹は限られるので、出来れば鳥見の人々が帰る平日の午後3時過ぎからが狙い目なのです。
で、今日は午後1時過ぎまでまじめに仕事、それからおもむろに出かけて行ったのですが、なんと今日は複数のグループのムギマキ探鳥会があったらしく下山途中の大勢の方々とすれ違いました。
スコープやカメラを肩に、皆さん満足そうな顔でムギマキを心ゆくまで観て楽しまれたようです。そして、なんとその中には僕の鳥見の仲間KさんとHさんの顔も。
こんな時間に、お仕事はどうしたの?悪い子だ!
いや、人のことは言えませんが・・・。
KさんとHさんは僕ともう一度、世間話をしながらムギマキポイントまで逆戻り。どうせ一日休暇を取ったのだから、帰って奥さんの顔を見るよりは時間いっぱいムギマキを観ていたいようでした。
話を聞くと、今日のムギマキは出ずっ張りで3〜4個体の成長オスが入れ替わり立ち替わりやってくるとのことでした。
また、大げさな!と思いながらその場所に着いてみれば、既に陣取っていたカメラマンたちはシャッター押しまくりの状態。中には「もうムギマキ撮り飽きた〜」という声も。
で、僕も皆さんと一緒になって撮らせていただいたのですが、ムギマキの成鳥オスがバリバリに出るには出るのですが、イマイチの場所にしか出てくれず、シャッターを押す機会があまりありませんでした。
その上、なんか腕が落ちたのか目が肥えてきたのか、はたまたマンネリなのか「コレ!」という写真がやっぱり今年も撮れそうにありません。
今年はわんちゃん撮影用の新兵器(?)を導入したので、ムギマキの超高速連射でホバリングの面白いカットをものにしたいと狙っていたのですが・・・。
お山の神様、もう一日だけ、チャンスをくださいませ。
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