くにうみマラソン10㎞激写ラン
先週末は、おらが淡路市の一大イベント「くにうみマラソン全国大会」開催で、絶好のマラソン日和に恵まれました。
ランニングブームで参加者も1,700人と増えたのですが、なんといっても若い女性のエントリーが目立ち、年々華やかになって来ています。
老若男女が一緒に区別無く出来る競技という意味では、こんなに楽しいスポーツはないと思います。
今回はハーフを走るつもりでしたが、ちょっと変わった趣向で走ってみたくて10㎞の部にエントリーをしました。
というのはこのコース、結構、海あり山ありの難コースなので、来年初参加の方や初級ランナーのために写真でコース解説が出来ればとデジカメ片手に走ってみました。
最初は最もエントリーの多いハーフマラソンのランナーからスタート。最近、都市部でのマラソン大会参加者は5,000人とか一万人を超える大規模なものもありますが、これくらいが一番良いように思います。
その数分後に10㎞のランナー、そして5㎞のランナーとスタートして行きます。僕はいつもながら最後尾からスタート。
スタート直後は団子状態でいざなぎ神宮前を走ります。
緩い下りが郡家の町まで続き、快調に走れますがオーバーペースは禁物です。
郡家の商店街をつき切ると10㎞のランナーは左折、5㎞のランナーは右折へと分かれるT字路に来ます。
10㎞の部はここから江井まで緩いのぼりの海沿いを走ります。まだまだ余裕ですね、このあたりまでは・・・。
多賀の浜の美しいロケーションで同業のカメラマンが待ち受けていました。ランニングフォームを気にして颯爽と走り抜けましょう。
後日、Webに自分のカッコいい写真が貼ってあるかも。
江井の町中に第1給水所が設けられています。多分タイムを気にする上級者はパスするでしょうが、ランを楽しむ僕らはぜひご厚意に甘えておきましょう。
ここからは緩いのぼりが終わり、ほっとする間もなく今度は徐々にキツい上り坂になっていきます。
意地悪というしかないコース設定。
無理をして一気に駆け上らず、いっそ早歩きの方が結果タイム的に早かったりするかも・・・。
よ〜やるなぁ、と野良仕事の休憩中のお百姓さんがあきれる中を、ひ〜ひ〜喘ぎながら走るのも結構オツなもんです。
余裕こいて写真なんか撮ってないでまじめに走れ〜っ、の声も。
上り勾配の緩くなった稜線を風のように(或はゾンビのように)走ります。見晴らしが良いのですがそれを楽しむ余裕があるかどうかは、日頃のあなたの練習次第。
「頑張ってくださ〜い、もう少しで上りは終わりで〜す。」
と励ましてくださる誘導係員の言葉にほっとするけれども・・・、
そのもう少しがキツくて長く感じるんだなぁ、これが。
やっと上りきって牛舎のそばを通り抜けたら、待望の下りです。
上りで苦しんだ分、ここからは軽快に楽しんで駈け下りましょう。
第2給水所まで続く長い下り坂。僕もペースアップして走っているので画像がブレブレで乱れていますが、気分はこんな感じです。
軽快に飛ばして駈け下ったところに第2給水所が設けてあります。
気持ちは急けるのですが、ここでも水分の他に笑顔や声援の補給を受けておきましょう。
というのも、最後にもう一度上り坂が待っているからです。
「もう、ええわ!」という声が聞こえてきそうですが、ここを超えればいよいよ大詰め。
小さな峠を越えたらゴールの歓声が微かに聞こえてきます。
長距離レースの完走者になら、誰にでも用意されているウイニングロード。嘘でも見栄でも余裕の笑顔で応えて走りましょう。
沿道の声援や和太鼓の音が、自分の何処にこんな余力が残っていたのかと思う程のパワーをくれます。
ゴールとなる一宮中学校のグラウンドに入れば思いっきり格好よく走ってください。その走りが明日のあなたのランニングフォームとなるはず。
完走おめでとう!自己ベストは出ましたか。
・・・で、僕はカメラをもっての道草ランがたたり、1時間03分もかかってしまいました。
毎年ゲストランナーとして招かれ、僕とほぼ同タイムでゴールされる高石ともやさんも「今年は遅かったねぇ、え、カメラもって!?よくやるね〜」
素朴な手作りという感じの「淡路くにうみマラソン全国大会」は今年で26回目。皆さん、来年は是非一緒に走りましょう。
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