「走る病」につける薬は?
気分が下降気味になると、さっと着替えて「走る」ことにしています。
1㎞を5分30秒程のペースで5㎞前後、できるだけ楽しそうな表情で走ります。
すると、うつむき加減だった気持ちが、しゃんと前を向き、走った後は別人みたいにポジティブになります。
2年前の健康診断で中性脂肪と血圧がかなり高いとイエローカードを突きつけられ、ほぼ毎朝走り初めてランニングの楽しさを覚えました。知らないうちに中性脂肪も血圧も平均値にまで戻り、体重は15kgの減量。そして市民レースにエントリーするまでになりました。
1㎞を5分30秒のペースというのは、わかりやすく言うと、フルマラソン42.195㎞をギリギリ4時間を切って完走できるくらいのペースです。ランナーとしては中級者の仲間入りがやっと出来たくらいのレベルです。
ランニングは即効性と持続性を両方備えたちょっと万能の「こころのクスリ」だけれども、実はクスリだけあって依存性もあり、ちょっとした副作用もあることに気付きます。
最初は一日の走行距離が2〜3㎞で満足していたものが、徐々に物足りなくなってきて5〜6㎞、やがて10㎞以上走らないと体の切れが悪く感じるなどとエスカレートするのです。
普通に走れるうちは良いのですが、脚の故障などで走れなくなると最悪。走れないことで精神的にも後ろ向きにずるずる後退し、ネガティブ・スパイラル(螺旋下降状態)に陥る危険性も。
そんな事にならないよう、運動・栄養・休養の健康3要素をバランス良く摂ることが重要などと、主客転倒と言われても、ただ楽しく走り続けたい一心で「健康」を心がけるようになったりします。
これもある種の重篤な「ビョーキ」と言えますね。一病息災という意味深い言葉がありますが、僕はこの手の病気一つで息災が保てるならば大歓迎と考えることにしています。
メタボかも・・・、と不安なあなた、楽しく走り始めてみませんか。
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