奢れるものは久しからず
先日のブログでは超健康体と豪語したそのすぐ後の記事で、こんなことをご報告するのは誠に残念、というか悔しい!のですが・・・。
というのは、最近、パソコンのモニターと相対する時間が多くなっていたため、眼精疲労からか奥歯の歯茎が腫れて痛むので昨日、仕事の合間に近くの歯医者に行きました。青天の霹靂と言うか寝耳に水、いや、それとなく恐れていたことなのですが、診断結果は「歯槽膿漏」だと言うのです。
歯のブラッシングの重要性はかねてから知識としてあったので、時間をかけ丁寧に磨いていた積もりでした。しかし治療済の奥歯の周辺は磨きづらくお座なりになっていたのでしょう。マスクをした若い院長先生が僕の口を覗き込んでピンセットで突きながら、軽い調子で「あー、これ完全に『しそーのーろー』ですね」
特に左奥の歯一本はぐらぐらしていて、抜歯した方が良いと。「バッシ」という言葉の響きに、もうグラッと来ました。さらに、右の奥歯は「これは『部分入れ歯』かインプラントですね」とのマスク越しのくぐもった声にそのまま失神しそうになりました。
実は僕、イケイケの攻めの時に軽いカウンターパンチを貰うと、簡単にマットに沈むタイプです。打たれ弱く、実に脆いのです。『入れ歯』と考えただけでもうテンション、ダダ下がり。その後の一日の行動は思想朦朧(しそーもうろー!?)で良く覚えていません。仕事場の履物のまま履いて帰ってきていました。
家に帰って女房殿と子供達に話すと、心配するどころか皆のテンションが上がるのはどうしたことでしょう。「お父さんだけが毎朝、走ってノーテンキに元気なので『ウザ』かった」というのです。人はそれぞれの事情を抱え生きている。走りたくても走れない、歩きたくても歩けない人もある、と。
健康体とは見かけだけ、そういえば眼も近視の乱視で、老眼も進行中。鼻は昔から嗅覚音痴、耳といえば鳥の声なら一つ山向こうの声でも聞こえるのに、女房殿の小言や興味の無い世間話の聞こえにくいこと。
家族にも不評だった先日の健康サイボーグ画像。トリミングした首から上に不具合な部位が集中するのは皮肉なものですね。「奢れるものは、久しからず・・・」「謙虚こそ美徳」
さ、めげずに今日からは、首から上のレストアとメンテナンス開始です。
画像は、僕の歯並びなどを載せるとまたまた大顰蹙なので、丈夫な歯でヒラメの縁側ならぬホントの縁側をかじる愛犬ココ。
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